写真集「流れる時間と遊ぶ光」

2015年11月に初写真集として刊行しました。従来撮り続けてきた、銀塩モノクロームのピンホール写真より先に、2012年から本格的に初めた、デジタルミラーレス一眼の本体を利用した、デジタルピンホール写真(カラー)の作品集を先にまとめました。

「流れる時間と遊ぶ光」2015年11月28日発行
 ヴィッセン出版
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『はじめに』(抜粋)
 普段散歩しているときやサイクリングしているとき、そして旅の間でも、偶然出逢った光景に感動することがあります。そんな感動する光景に出逢うには、遠くに旅する必要はありませんし、有名な風景のポイントに出かける必要もありません。毎日歩いている道でも光と風景は刻々と変わっているので、新たな発見と感動を得ることができます。そんな出逢いと感動を写真に撮りたくてカメラを持って出かけます。
 ただ私のカメラは普通のカメラではありません。レンズを使わないピンホールカメラというカメラです。これはピンホールという針で開けた小さな小さな穴から光を通すと反対側に像ができるという原理を使っています。普通のカメラに比べると写すために時間(露光時間)が掛かります。ファインダーがない場合もあります。そんな不便なカメラですが、普通のカメラにはない光の柔らかさや独特のフレア(光のにじみ)や近いところも遠いところも同じように写る特徴があります。時間が掛かる分、普通のカメラより対象の時間の流れを写すことができます。私はそんなピンホール写真が心の波長にあっているのでしょうか、もう長い間ピンホールカメラで写真を撮っています。