桜紅葉・船橋市市場付近の海老川

桜は花も良いが秋の紅葉も風情がある。 ここは船橋市市場の西口に近い海老川。 一昨年の冬はここで、大量のイナ(ボラの幼魚)が群れていて、いきなりカワウが水面から現れて、魚を捕らえる場面を動画で偶然撮影した。 今回の写真はゾーンプレート使用。(2023-11-01)

イナをカワウが捕らえる動画(ページへリンク)

木立の中のヤマユリ

盛夏、猛暑の朝。自転車で早朝の霊園に墓参。その帰りに寄った夏見緑地。ここは9月になれば彼岸花が一面に咲き誇る。今は静かだ。木立の中に数本のヤマユリ。群生はしない。1本ずつ離れて咲いている。白いヤマユリは気品がある。2023-07-17

甲冑(郡上八幡城)

郡上八幡城へは歩いて登った。狭くて急な道で時折登る車が通る。でも日曜日のせいか、城は家族連れも含めて結構混んでいた。昭和8年に再建された木造で再建された城としては日本最古だそうだ。木の階段や床が、人が通るたびにギシギシと鳴る。
この甲冑は、「城や城下町の礎を築いた遠藤慶隆が、姉川の合戦で着用した実践用の甲冑」とのこと。
2023-5-28 ZonePlate Sony α7s
 郡上八幡城のサイトへリンク

高根寺(こうげんじ)のスダジイ

船橋市高根町にある曹洞宗の禅寺で、「たかねてら」とは読まず「こうげんじ」と読むとのこと。創建は鎌倉時代とか。
高根公団方面、古和釜や金堀方面へサイクリングするとき、いつも休憩で寄らせてもらう。いつも静かだ。ボランティアのおじさんが清掃されていることもある。

境内には樹齢800年を超えるというスダジイの古樹がある。今年も会えたね、と声をかけたくなる。
来るたびにピンホール写真を撮る。フィルムで銀塩モノクロームのピンホール写真を撮っていた時代も沢山撮っていた。
この古樹の美しさや荘厳さは、いつ撮っても表現できないけれど。

今日は午前とサイクリングからの帰りの夕方に寄り、ピンホールとゾーンプレートで撮った。このスダジイの3枚はいずれもゾーンプレートでふんわりとしたボケが特徴。
3枚目は帰りの夕方に撮ったので光が違う。

傍らには古い桜の樹もあって、満開時は見事。今日はもう、ツツジも最盛期を過ぎていた。
裏の山の高い樹は、強い風で音を出していた。時折ウグイスを鳴く。
ここへ来る途中は以前の田んぼがなくなり、チガヤの野になっていたが、まだ今年も、雉の鳴き声を聞くことができた。

2023年4月

紫式部のお墓がありました(京都2023年3月)

3月10日 電動のレンタサイクルで京都の北大路から、目的あいまいに南下。この辺の京都の大通りは歩道も広くて、自転車は楽だが、信号待ちがやたら多い。
 すると突然目立たない小さいところだけれど、「紫式部墓所」とあった。

小野篁(おののたかむら)のお墓と並葬されていた。なぜ?
ネットで勉強すると・・・
あまりにも面白い源氏物語を書いた、紫式部は地獄に落とされたとか。でも後世の人たちが紫式部を助けてほしいと、夜は閻魔大王の手伝いをしていたという、小野篁にお願いしたとのこと。

でも、紫式部のお墓がこんなに目立たないところに、こんなに地味な形であるとは。
こんな発見もツアーの旅行では無理。
そして自転車でのんびり動くことで発見できたと思う。



ピンホール写真(デジタル)

推薦図書『地質学者が文化地質学的に考える 人間に必要な三つのつながり』原田憲一 著

ヴィッセン出版代表 前田さんの推薦文

■内容紹介
そもそも研究者の推論はどこから生まれるのか。いかなる研究者であっても、本人が経験したことのないものを起点に発想することは難しい。いかに学び、多くの専門知識を得たとしても、素朴な疑問は彼の生きてきた時間のなかでの体験を基礎として生まれるものだろう。言い換えれば、知らないことは発想の原点にはなりえない。そのことを著者原田氏は「長い自己紹介」とする章のなかで、語っている。研究者を育てた時間、生活、人との出会いと、関係、もちろん両親の生き方が、研究者の思考を形作ってきたのである。そうした前提で、地質学者原田氏はこう語る。人間はつながりのなかで生きていると。そしてそのつながりなくして、生きることはできないとも。

ひとつには地球とのつながり。生物とのつながり。未来とのつながり。地球の歴史のなかで生まれたすべてのモノは、他者とのつながりのなかでしか生きられない。そして人間の存在は、つながりのなかで意義をもっている。現在から未来へと自分の生きた意義を残し、人類の生きた意義を残すこともまた、人間が生きるために必要なつながりの一つであること。

つながりを切り口にして、人間はいまをいかに生きるのかということを、文化地質学的視点で、おもしろいエピソードを交えて語った1冊。

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