推薦図書『地質学者が文化地質学的に考える 人間に必要な三つのつながり』原田憲一 著

ヴィッセン出版代表 前田さんの推薦文

■内容紹介
そもそも研究者の推論はどこから生まれるのか。いかなる研究者であっても、本人が経験したことのないものを起点に発想することは難しい。いかに学び、多くの専門知識を得たとしても、素朴な疑問は彼の生きてきた時間のなかでの体験を基礎として生まれるものだろう。言い換えれば、知らないことは発想の原点にはなりえない。そのことを著者原田氏は「長い自己紹介」とする章のなかで、語っている。研究者を育てた時間、生活、人との出会いと、関係、もちろん両親の生き方が、研究者の思考を形作ってきたのである。そうした前提で、地質学者原田氏はこう語る。人間はつながりのなかで生きていると。そしてそのつながりなくして、生きることはできないとも。

ひとつには地球とのつながり。生物とのつながり。未来とのつながり。地球の歴史のなかで生まれたすべてのモノは、他者とのつながりのなかでしか生きられない。そして人間の存在は、つながりのなかで意義をもっている。現在から未来へと自分の生きた意義を残し、人類の生きた意義を残すこともまた、人間が生きるために必要なつながりの一つであること。

つながりを切り口にして、人間はいまをいかに生きるのかということを、文化地質学的視点で、おもしろいエピソードを交えて語った1冊。

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葉山御用邸裏の浜

冬の相模湾。葉山御用邸裏の浜辺。未明までの激しい雨は上がり陽がさしてきた。昨日は強い風の中、逗子駅から県立近代美術館やしおさい公園近くの宿まで歩いた。ヨットハーバー近くではTVか映画のロケをやっていた。
相模湾はさすがに綺麗。東京湾とは違う。しおさい公園内の博物館も見応えあった。
2022年11月30日 ピンホール写真(ゾーンプレート写真)