高根寺(こうげんじ)のスダジイ

船橋市高根町にある曹洞宗の禅寺で、「たかねてら」とは読まず「こうげんじ」と読むとのこと。創建は鎌倉時代とか。
高根公団方面、古和釜や金堀方面へサイクリングするとき、いつも休憩で寄らせてもらう。いつも静かだ。ボランティアのおじさんが清掃されていることもある。

境内には樹齢800年を超えるというスダジイの古樹がある。今年も会えたね、と声をかけたくなる。
来るたびにピンホール写真を撮る。フィルムで銀塩モノクロームのピンホール写真を撮っていた時代も沢山撮っていた。
この古樹の美しさや荘厳さは、いつ撮っても表現できないけれど。

今日は午前とサイクリングからの帰りの夕方に寄り、ピンホールとゾーンプレートで撮った。このスダジイの3枚はいずれもゾーンプレートでふんわりとしたボケが特徴。
3枚目は帰りの夕方に撮ったので光が違う。

傍らには古い桜の樹もあって、満開時は見事。今日はもう、ツツジも最盛期を過ぎていた。
裏の山の高い樹は、強い風で音を出していた。時折ウグイスを鳴く。
ここへ来る途中は以前の田んぼがなくなり、チガヤの野になっていたが、まだ今年も、雉の鳴き声を聞くことができた。

2023年4月

紫式部のお墓がありました(京都2023年3月)

3月10日 電動のレンタサイクルで京都の北大路から、目的あいまいに南下。この辺の京都の大通りは歩道も広くて、自転車は楽だが、信号待ちがやたら多い。
 すると突然目立たない小さいところだけれど、「紫式部墓所」とあった。

小野篁(おののたかむら)のお墓と並葬されていた。なぜ?
ネットで勉強すると・・・
あまりにも面白い源氏物語を書いた、紫式部は地獄に落とされたとか。でも後世の人たちが紫式部を助けてほしいと、夜は閻魔大王の手伝いをしていたという、小野篁にお願いしたとのこと。

でも、紫式部のお墓がこんなに目立たないところに、こんなに地味な形であるとは。
こんな発見もツアーの旅行では無理。
そして自転車でのんびり動くことで発見できたと思う。



ピンホール写真(デジタル)

Test ImageMap #1

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旧三井家下鴨別邸より

たまたまレンタル自転車で通りかかった、下鴨神社の入り口付近。初めて入った。幸い、3階の望楼のガイドツアーに予約なしで参加できた。大正時代の大工の精密な技に驚く。庭園もおちつく。今年始めてのウグイスを聞いた。2023-03-11 (ピンホールおよびゾーンプレート)

大樹の股の小さな祠

この祠はたぶん、明治初期にはあったのではないか。周りに石が並んでいる。この大樹は以前は高く、鬱蒼と茂っていたが、周りに民家がたくさん建ってきて、落ち葉や日照だろう、数年前に大きく切られた。完全に伐採されずに良かった。今はまた枝や葉を茂らせている。